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  • 2016.10.23 Sunday
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嘘のお値段

おばけ


先日、元同僚たちと飲んだ時のこと、
2歳年下の男が真顔で言ったわ。


「もう嘘がイヤなんだよ」


その言葉、まさにPUYOKOが
最近ずーっと思ってたことと同じ。


彼はPUYOKOと同じ広告代理店を
経て、今は某外資系メーカーで
プロダクトマネジャーをしてるの。

高給取りでも、日々の仕事は疑問だらけ。
子供が成人したら会社を辞めて
小さな飲み屋でもやりたいんですってよ。



嘘ったって、別に嘘つきなわけじゃないわ。
もちろん合法的だし、ひとかけらの
悪意もないけれど仕事というものには
少なからず嘘がふくまれてるという意味。

それを30年も続けていると、
気付かないふりをすることが
苦しくなってくる気持ちわかるわ。


本当にこの商品って必要?
買った方がいい?
競合商品より優れてる?


そんな疑問を持つことも許されず
あの手、この手で消費者の財布の紐を
ぶった切る仕事。

これを買えば幸せになれるような錯覚を、
勘違いを、夢を作り上げる仕事。

クライアントを儲けさせ、自社も儲け、
経済を回すためという大義名分。


広告代理店に勤める40代の後輩も
こんなことを言ってたわ。


「虚像じゃなくて実像を売りたいっす」



この週末、親戚と銀座の老舗ジャズ
クラブに某ベテランサックスプレイヤーの
ライブを見に行ったのよ。

軽妙なしゃべり、軽快なメロディー、
こなれたテクニック。

ご機嫌で盛り上がる酔客。
満席の店内。拍手と歓声。


顔を真っ赤にして、汗をかきながら
一生懸命サックスを吹く姿を見ていたら
なんだか泣きたくなったわ。


嘘がないんだもの。


自分の奏でる音楽でお金をいただく。
なんてシンプルなのかしら。



PUYOKO、ファーマーズマーケットも
大好きなんだけど、それも同じだわ。

自分が育てた野菜や果物を売って
お金をいただく。


需要のあるもの、いいものは高く売れ、
不要なもの、品質の劣るものは売れ残る。

シンプル。

厳しくも清々しいシンプルさ。


広告の仕事は、依頼を受けた商品なり
サービスのクオリティや需要の有無に
関係なく「よきもの」として
消費者に宣伝するのよ。

その際に生じる景表法ギリギリの
誇張、演出、装飾。


もちろん、企画力やプロデュース力を
売って対価を得ていると言えないことも
ないけれど、そのテキトーさに辟易する
こともあってよ。

企画の良し悪しを判断し買う買わないを
決めるのは、マーケットでの価値ではなく、
クライアントのハゲの好みだったり
するわけで。。。



カメラマンやモデルやスタイリストだって、
雑誌だと数万円のギャラが、広告だと
数十万円、数百万円。

商品の価値と価格がうんざりするくらい
テキトーだわよ。


例えば、同じリンゴなのに買い手の
懐具合と己の売名につながるかの判断で
価格が10倍にも20倍にもなるってどうよ?


そんなおかしな世界なのよね。


ま、ファッションやグルメの世界も
似たようなもんかもしれないけどね。



そんなこんなで、最近、自分の仕事の
価値がなんだかよくわかんなくなってる
次第だわよ。

定年まで6年半。
リタイアしたら、正直に誠実に
自分の力で生み出したものを売って
シンプルに生きていきたいもんだわ。


あ、銀座に行った時のコーデはこちら。



ワンピース:MY (1LDK)
パイソンパンプス:ドリスヴァンノッテン
ネックレス:ploma Paris


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  • 2016.10.23 Sunday
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  • 23:06
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コメント
死ぬほどわかります。なぜなら私も広告プロダクション、広告代理店、メーカーの宣伝部、と全てを経験しましたから。3.11以降、若い営業は「虚業ではなく実感として人の役に立ちたい」と消防士になりました。肩をバンバン叩いて送り出しました。法律までも曲げてゴリ押しするD通を筆頭に声のデカイやつが本当に出世し、タレントとご飯を食べに行くことが同業ではない友達たちの間で羨望の的となり、そしてある夜、編集で3フレずらすズラさないと揉めている時、そこに一体何があるんだとスーっと虚しくなり56歳で早期退職しました。でもでもどんな仕事に就いていてもきっと虚しくなる、あるいは辞めたくなる「波」がありますよね〜。何かのきっかけでまた頑張るかって浮き上がってはまた沈み、の繰り返し。どんな仕事でもどれだけ心をこめられるか、ですよね。当時、お掃除の人が一生懸命働いていたりする姿を見ると涙さえ出ました。約30年の広告業、私はもう限界でした。疑問に思う人こそ常識人だと私は思います。何だかとりとめのない話をしてすみません。今は使えるお金は減ってしまいましたがボランティアと大学生活とバイトで地元生活をエンジョイしてます。PUYOKOさんの脱!広告人の活躍ぶりが今から楽しみです。
  • 五月晴れ
  • 2016/05/24 12:04 AM
そうですか〜。私は広告業界にいたことがないのでわかりませんが、地道な、いえ地味な自分には合ってない世界なんだろうな、とは昔から感じてました。
ところで、この日の黒のドレスも素敵!リネン?どちらのでしょう。サイズもアクセサリーもぴったり!!
  • Fumi
  • 2016/06/03 7:11 PM
五月晴れさん

あああ、五月晴れさん!
このネタで一晩中飲み明かせそうだわ。
広告屋って、楽しくてイケてる商売だと
自分で勘違いできてるうちが華だわよね。

PUYOKOもほとほと嫌気がさしてるわ。
おっしゃる通りどんな仕事でも多かれ少なかれ波は
あるんでしょうけどね。

PUYOKOは五月晴れさんのように勇気をもって
脱出することができず、このままズルズルと
定年を迎えそうよ。
  • PUYOKO
  • 2016/06/08 10:15 PM
Fumiさん

広告屋も恐ろしく地道で地味な商売だわよ。
確かに華やかなこともあるし、勘違い野郎が多い業界
なので楽しめてる間は本当に楽しかったんだけどね。
なんか今は祭りの後って感じ(笑)

ところでこのワンピは中目黒の1LDKという
セレクトショップで売ってた「MY」というブランド
のものよ。ちなみに黒じゃなくて濃紺なの。
  • PUYOKO
  • 2016/06/08 10:21 PM
初めまして!いつも楽しみに読んでます。
いつもながら、本当に綺麗なおみ足あこがれます!
スカート丈やヒールの高さ、ケアなど何かふだんから気をつけている事なんてあるんでしょうか?
  • ころっけ
  • 2016/07/15 7:32 AM
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