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  • 2016.10.23 Sunday
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当たり外れ読書録

強風


2週連続の台風襲来ね。
大きな被害がでませんように、皆様
十分にご注意なさってね。


お天気が怪しくなってきた3連休の最終日。


午前中に4歳の小さなお客様がパパと一緒に
遊びに来てくれ、キューバのパーカッションで
セッションしたり、我が家のリビングに転がる
様々なマッサージグッズすべてをお試しになられたり。


中でも盛り上がったのは意外とシビアな恋バナ。

保育園のちょっと不良っぽい男の子が好き
なんだけど、その子は別の女の子が好きらしく、
さらにその女の子が彼女の悪口をいいふらしたの
なんのって、恋を忘れた大人3人はタジタジだわよ。


ひとしきり笑わせてくれたレディが帰り、
昨日から煮込んでたチキンのトマト煮でランチ。


その後はどこにも出かけず読書タイムよ。



これらはここ数ヶ月に読んだ本の1部なんだけど
まぁ〜この夏はハズレが多かったわね。


本屋の手書きPOPに騙され、
Amazonのレビューに騙され、
友だちのリコメンドに騙され、
帯の解説コピーに騙され、
己の直感に騙され、


貴重な時間をムダにしたわ。


同僚が貸してくれたコレなんて、いわゆる
叙述トリックの名作と言われてるらしいけれど
トリックに至るまでの物語も文章も
中学生の交換日記レベル。。(古っ!)

肝心のトリックのタネ明かしもSo What??だわよ。





さらに、同じく叙述トリックモノの話題作。



これもトリックのためのトリック小説で、
策に溺れただけの駄作。
まあ、上記のより100倍マシだけどね。



文体が好みの道尾秀介作品も2作読んだわ。




筆力があり安定感のあるストーリー展開で
グイグイ読ませるし、読んでる間は
楽しめるんだけど、なーんかツメが甘いというか
腹に溜まらないというか。。。



ユリゴコロ、
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ
悪意のクィーン
幻影の星
生存者ゼロ

この辺は語るのも面倒くさいわ。
だって「つまらなかった」「稚拙だった」
「くだらなかった」という記憶以外
なにも残ってないんですもの。



と、
ハズレ本ばかり書き連ねても仕方ないので
アタリ本のご紹介を。


まずは、万人受け抜群!
おそらくどなたでも楽しめるであろうテッパン本は
奥田英朗氏の「我が家の問題」。



もう、この著者の観察眼、想像力、取材力は
毎度毎度飛び抜けてるわね。
市井の民の平凡な日常をココまできめ細やかな
リアリティを持って描ける作家はそうはいないわ。

どうでもいいような小さな出来事や心の揺れを
ユーモアと温かなペーソスで包むような短編集。

通勤時間のお供におすすめよ。



次は、読む人を選ぶクセのある一冊。



若き日の故・伊丹十三氏のエッセイよ。

気障でスノッブで選民意識丸出し。
お前何様のつもりかよ!なイヤミな本よ。

もろPUYOKO好み!


だいたいね、一人称が「ワタクシ」だわよ。
西洋かぶれの若い男が自分のこと「ワタクシ」って
書いてやがるのよ?

たまらんわよね。


1961年、PUYOKOが生まれる前に書かれた本なのに
未だに色褪せない美意識と反骨精神。
この方にはもっと長生きしていろんな作品を
世に残していただきたかったわ。
自殺ってのはウソだと思うわね。



そして、アタリもアタリ!大当たりだった1冊。



自転車で7年半かけて世界一周した男の旅行記。

ちょっと前のPUYOKOなら見向きもしない
ジャンルなのに、グランドサークルに行って以来
「世界のまだ見ぬものを見たい!」という
欲求が高まってる琴線にクリーンヒット!


これがいわゆる汗臭い冒険サバイバル旅行記だったら
ここまでリコメンドしないんだけど、
この本はその辺のところは割とあっさりしてるのよ。


気負いも飾り気も虚栄心もてらいもない文体で
語られる旅の記録とエピソードの数々が
とても軽やかにPUYOKOの心に沁みてきたわ。


行く先々で出会う景色や街並も興味深いけれど
それよりもこの本の真骨頂は地元の人々との一期一会、
他の旅行者との出会いと別れ。


PUYOKO、通勤中の満員電車内で何度か泣いたわ。。。。


7年半も自転車で世界を旅していると、こんな
ドラマのような小説のような夢のような出会いを
経験できるのかと。。。。


ネタバレになるから詳しくは書けないけれど
貧しい村外れで出会った足のないキノコ売りの
爺さんとの言葉の通じないコミュニケーション。
その奥の深さったら!涙腺直撃!


世界は偏見と愛と危険と笑いと誇りに満ちていて
それをピュアに受け止め、本にまとめてくれた
著者に心から感謝申し上げたいわ。
読了後、すぐにこの方の別の著作を注文!



最近、心が疲れてるな、荒んでるなと
思ったら是非。


この方のブログもあってよ。
モニュメントバレーのイラストマグカップ欲しいわわーい

石田ゆうすけのエッセイ蔵




思いっきり自分の好みだけの書評だけど
読書の秋にふさわしい記事になったかしら?

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  • 2016.10.23 Sunday
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コメント
さすがPUYOKOさん、文章が秀逸です。

「どう面白かったのか」
「どうつまらなかったのか」
を人に説明するのって、すごく難しいんですよね。

お勧め本、読ませていただきます!
  • shibatea
  • 2014/10/14 4:45 AM
楽しみにしてました!

テレビとかで取り上げられてるものってどうもとっつきにくく(特にイニシエーションラブ)puyokoさんの書評を読んで「やっぱりかー!」と思いました!

オススメ読んでみますね。
最近好きだったのは「絶対泣かない(山本文緒さん)」です!
shibateaさん

まあ嬉しい!そう言っていただけるととっても励みになるわ。
まあ、感想はPUYOKOの好みと独断ではあるんだけど
よろしかったらご参考になさってね。
  • PUYOKO
  • 2014/10/20 10:49 PM
あおいさん

そうそう「イニシエーションラブ」は酷いもんだったわよ。
あのトリックのために何もあんな安っぽい物語を
あんな稚拙な文章で長々と読ませなくたっていいだろうと
腹が立ったわよ。しかもトリック時代もくだらないし。。。

叙述トリックなら「ハサミ男」が面白かったわよ。
あおいさんのお勧め本もちょっとググってみるわ。
ありがとう♪
  • PUYOKO
  • 2014/10/20 10:52 PM
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